アクリル絵の具で大きめの作品を創る

アクリル画制作 松田光一の世界遺産アート

現代の世界の、美しさや楽しさ、情景や輝きを、キャンバスに描いていく

(2019年4月1日)

キャンバス作品一覧はこちら

新しい作品一枚を制作します。私としては少し大きめの作品になるので、メモしておこうと思います。1日目あキャンバスに下地を塗って行きました。

キャンバスペイント 松田光一

S8 キャンバスペイント

(2018年11月26日)

11月 「S8」サイズの作品を何点か制作しています。抽象的な絵柄ですが、世界の輝きを表現して行きます。世界遺産を訪ねて巡ってきた世界はどの場所もキラキラと輝いて見えました。旅にでる前とあとでは世界の輝きに変化があったことを覚えています。私は今毎日が輝いていて、本当に幸せな時代に生まれたな、と感じながら過ごしています。その気持ちをキャンバスに乗せて、ときには太陽、ときには月、ときには海、ときには山、そんな世界の美しいものを思い浮かべたりしながら、キャンバスには抽象的な鮮やかさだけが残ります。何枚も描いて行くうちにより新しい世界観が出来上がるのを楽しみにしながら、無心で描いています。

松田光一の世界遺産アート 光の絵 | 抽象画

A to Z アブストラクトペイント シリーズ

世界遺産 絶景 大切な場所 人類の宝もの 大自然 など、旅を通じて出会ってきた輝く風景を描く旅。近年はそんな道筋から影響を受けてきた感覚を、松田個人の抽象的な感覚で表現するようにもなってきました。キャンバスにアクリルペインティングを中心 に 少しずつ 作品 を アーカイブ しています。

A, B, C, D, E, F, G, H, I, J, K, L, M, N, O, P, Q, R, S, T, U, V, W, X, Y, Z

松田光一 抽象画 | 世界遺産アート ギャラリー Gallery
S : Sun, Shine (太陽や光を表現する)
松田光一 抽象画 | 世界遺産アート ギャラリー Gallery
E : Earth (地球を表現する)
松田光一 抽象画 | 世界遺産アート ギャラリー Gallery
M : Mountain (山を表現する)
松田光一 抽象画 | 世界遺産アート ギャラリー Gallery
W : Water, waterfall(水を表現する)

青い海、広い空を感じる作品を作る

(2018年4月)

新しい試みが少し芽を出し、大きめのキャンバス作品の制作に明け暮れています。ハワイの海をイメージしたオーダーメイド作品で、新居に飾られる予定です。このキャンバスには、大地、空、海をイメージした色彩を描きます。最近はこれまでの旅の経験と、これまでの人生の歩み、感覚をキャンバスに、比較的、抽象的に刻むことが楽しくなってきました。平面画を描き続ける道をいまだに歩んでいられることがとても幸せに思います。というか平面画はやっぱりめちゃくちゃ面白いです!少しずつ絵や美術品がなぜ必要なのかということも個人的な解釈で分かってきて、美術品の購入にとても興味が出てきました。ほしいやつは高すぎてなかなか買えないけど。とにかく目の前のキャンバスに全力で面白い作品を創ります。

Point 1

アクリル絵の具で大きめの作品を創る 松田光一の世界遺産アート

久しぶりに80号規格のキャンバスの制作に取り掛かります。M規格の横長サイズなので、海の景色を描くのに適しています。

Point 2

アクリル絵の具で大きめの作品を創る 松田光一の世界遺産アート

アクリル絵の具で大きめの作品を創る 松田光一の世界遺産アート

海や大地をイメージした作品を作っていくので、まずは大好きな青をベースカラーに敷き詰めて行きます。

Point 3

アクリル画制作 松田光一の世界遺産アート

アクリル画制作 松田光一の世界遺産アート

全体的に青い色で下地が完成しました。ここから青や空間に深みを出して行こうと思います。個人的にはこの状態も結構好きです。

Point 4

ここ数日間、ブルー系統以外の色を乗せるかをものすごく迷っていました。美しい色合いが表現できていて、このまま完成とすることもできると感じていたからです。ただ、このままでは単純に「美しい、綺麗な絵」と行った印象で、作家の「個性」が表現できていないという印象を受けていました。構図など色々考えてみて、とにかく別の色をどんどん乗せて行って見ることにしました。この作業に入ることで、絵が濁り、遠目で見るとグレーになってしまうことがしばしばあります。そうならないように、慎重に、かつ大胆に色を乗せて行きます。私としてはかなりイメージに近づいて来たような気がしましたが、ブルーがなくなってしまったので、調達して来ることになりそうです。もう少し重ねて行きます。

松田光一のアクリルペインティング 麻布アトリエ 子供絵画教室 世界遺産アート 松田光一のアクリルペインティング 麻布アトリエ 子供絵画教室 世界遺産アート

Point 5

一ヶ月ほど、チマチマと毎日のように色を積み重ねていきました。将棋やチェスのように駒を進めていく作業に似ていると思います。色や構図のバランスを考えながら、少しずつ絵のバランスが良くなってきました。あくまで個人的な感覚ではあります。

アクリル絵の具 ペインティング 麻布アトリエ

そのままスタイリッシュに飾ってもらえるように側面に仕上げ用のテープを巻いていきます。大きめの絵だったので、テープが足りませんでした。

Point 6

二ヶ月くらいあれこれと色を継ぎ足してバランスを見ていきました。例えばほんの少しピンクを塗り足すと、遠目で見ると全体のバランスが崩れたりするのです。これは、自分だけしかわからないどうでも感覚かもしれませんが、どうしても全体のバランスが崩れたように見えてしまいます。そういった部分をジワリジワリと調整していきます。この作業は無限に行えてしまうため、時間で区切ることにしています。今回の場合は約2ヶ月という時間で区切りました。もちろんずっと作業している訳ではなく、多くの時間は作品を眺めてあれこれ試行錯誤している時間に費やされます。そういった経緯を経て作家として納得がいった状態が「完成」となります。私の場合はこの美術創作における「完成」の状態を感じられることが大切だと思っています。完成と感じてももちろんいくらでも、手を加えることができるので、これがなかなか難しいものです。一方で子供たちは、飽きた時点で完成を迎えてしまうことが多いので、少し勿体無い気がすることがあります。しかしながら、それもまた一つの完成と言えるでしょう。

話が逸れましたが、一つの作品が完成しました。納品設置も完了して、また一つこの時代に一つ創作物を残すことができたことに感激しています。素晴らしい機会を与えてくださり、本当にありがとうございます。

アクリル絵の具 作品完成 麻布アトリエ

作品のキャンバスの裏面にはサインが入ります。

アクリル絵の具 作品完成 麻布アトリエ

リビングに展示しました。

アクリル絵の具 作品完成 麻布アトリエ

Acrylic on canvas M80 Code P 2018 @koichi0921

軽井沢ニューアートミュージアム(5/21)

先日大好きな軽井沢に旅行する機会があり、ショップで作品を販売して頂いているアートミュージアムに遊びに行ってきました。新しいアクリルの作品を見ていただき、色々とアドバイスを頂きました。これらの作品のうち、いくつかを販売して頂けそうなお話になり、とても素敵な時間になりました。アクリルの作品はまだまだ荒削りなのですが、個人の根本的な感情をキャンバスに刻む作業から生まれる作品たちなので、世界遺産を具体的に描いたWorld Heritage Artのシリーズとはまた違った光を放つのではないかと個人的には考えています。

軽井沢ニューアートミュージアム 松田光一

アクリル作品 軽井沢ニューアートミュージアム 松田光一

かナムのみなさまいつも本当にありがとうございます。

(続く)

明日は どこへ行き どんな絵を 描こう
松田光一

グラフィックアーティスト | WORLD HERIATGE ART(世界遺産アート)というブランドを作って活動をしています。世界遺産をモチーフとした絵を描いたり 旅をしてその風景を写真に納めて 作品を作っている作家です。世界遺産を描くようになったのは 29歳の時にトロント(カナダ)へ語学留学をしたことが大きなきっかけとなりました。世界には様々な文化の人々がいることを肌で感じ、その人たちが共通して大切にしている、自分たちの文化とその文化が作り出した人類の文明の美しさでした。松田は小さな頃から 世界遺産 が大好きでしたが、実際に自分の目で見て感じることで世界遺産の素晴らしさ、地球の美しさを 自分のできる能力、絵といいう技術を使って人々に伝達したいと考えるようになりました。それが世界遺産アートの始まりだったのです。

 ホームページへ

子供絵画教室 | 麻布アトリエ

絵を描くことの影響

日本の美しい景色を描く 小田原城 | 世界遺産アート 松田光一

絵を描くことの影響 について

(気づきがあれば更新)最近 人が 絵を描くことの影響 について考えたりするようになりました。私たちにとって 気づきがあればその時に文章にしておこうと思います。

何事 も一枚の 絵 から 生まれる

4月10日更新

それなりに長いこと生きていると、この 社会 の 人工物 のほとんどが、始まりは一枚の「絵」である気がしてきます。それは、どこかの誰かの 頭の中 に浮かんだビジョンや 設計図 かも知れません。絵 を描くことができる人は偉いわけでもありませんし、絵が描けるからと行って 仕事 が 安定 するわけではありません。ただ、絵が描ける事で損をすることはないでしょう。特にこれからの世の中では。 私 は 個人的 に 勉強 はものすごく 大切 だと思っています。ただ、勉強だけよりも頭の中で考えたことや、みたことのある景色を、下手くそでもいいので、「絵」にすることができる力はものすごく 有意義 であると考えています。

村上隆さんがおっしゃっていましたが、日本の美大生を中心に、絵のレベルが猛烈に高いのだそうです。ただし、絵のうまさと現代アートはリンクしていないという風にもおっしゃっています。現代アート を作るためには絵を習う必要はないと私も思います。

建築物 や 映画、店舗の 内装 や、企画書 など、 美しい 構図 や 色彩 を理解していれば 役に立つ事柄で 社会は 溢れていることに 気がつきます。絵 は描くことで 次第 にうまくなって行きます。 勉強 と同じで、継続しない限り、 基本的 な描き方 は理解できないでしょう。猛烈 にうまくなりたいかどうかは本人次第です。私自身はある程度 デッサン と 色彩感覚 に自身があるくらいで、 スーパーリアリズム や アニメーター さんが描く絵などは全然描くことができません。何か頭の中で考えていることを他人に「絵」で見せることができる程度で充分役にたちます。そして「絵」にすることができれば、しばしば尊敬されるでしょう。

どんな未来を生きていきたいかということも 絵にすることで見えてくるようになります。未来の絵が描くことができれば、自ずとその未来は近づいてくるでしょう。それが頭の中にあるだけと、紙の上にアウトプットされた絵があるのとでは全く違う意味を持っています。

絵を描くことの影響 について

目的なき創作の先に

3月12日更新

先日 絵を描く子供達が 私に 教えてくれることがありました。子供達は絵を描くときに目的がありません。目的があるとしたらおそらく、ただ描きたいから、とかモチーフと全く同じように仕上げたいから、とかでしょう。

私が芸術系の大学にいきたいと思い始めたのは小学校の後半か中学に上がった頃でした。その頃は大学か人生のゴールであり、絵を描くことは、大学に入ることがひとつの目的になりました。コンクールに出すことも何度かしてみて、何度か入選や佳作程度の賞は取ったことがありますが、それを証明するものは今は多分残っていません。

話を戻すと、アトリエに集まってくる子供達はただ単に描くことが好きなようです。これは私にとっては発見でした。また、絵を 描くことは才能ではなく、絵が好きであることが才能であることも発見しました。この能力、というかこの嗜好性はかなり小さな頃から持っているか、そうでないかに分かれているようです。そして、絵に興味がない子供達は、よっぽど目的がない限り描くことを拒みます。3歳くらいまでの周りの環境が影響しているのかは定かではありませんが、特に周りに絵の環境があっまわけではない子でも好きな子がいるので、なんともいえません。私はこんなシンプルなことをかなり大人になってから知りました。

アウトプットと言う経験

2月15日更新

絵を描くことは基本的に目に映るものを紙に自己のフィルターを通して落とし込んで行く作業に他なりません。それが写実的であったり、感情の方が大きかったり、経験とミックスした色合いになったり、人それぞれの個性が紙の上に現れます。絵を描くことはこの一連の作業を無造作に行っていると考えられます。

頭の中でその瞬間に感じるものをアウトプットして行くことが絵を描くということです。人それぞれですが、やはり絵を描く作業は結構疲れます。特に3時間以上もデッサンを続けらる芸大生は人並み外れた絵に対する集中力があります。時間をかければいいと言うものではありませんが、早く描ければいいと言うものでもありません。正解がないのが芸術の追求と言えますが、人間の感覚的な能力を成長させてくれるものであると言えるでしょう。自分の内側にある造形を外側に出せることは大切です。

明日は どこへ行き どんな絵を 描こう

港区 の子供絵画教室 “麻布アトリエ” 麻布十番スタジオ について

この記事は 麻布十番 に アトリエ を構えた 画家 松田光一 と 子供絵画教室開業に関してを綴った日記です。麻布十番の絵画教室 “麻布アトリエ”は 世界遺産や絶景などをアート作品として排出する 作家 松田光一 のスタジオです。2018年より そのスタジオを解放して絵画教室を行います。アトリエ・絵画教室という場所がどのように 出来上がって行き、どのように 成り立って行くのかを 日常の出来事と共に 記録しています。一般的な人にとって 絵画制作 は日常不可欠なものではありませんが、人生を色鮮やかに豊かにしてくれる文化でもあります。松田は 最初の アトリエを東京都 港区 麻布十番 の一角に開きました。アトリエ 運営自体は3年目、絵画教室自体は これからです。どんな出逢いが待っているのか 楽しみにしています。誰でも閲覧できる記事 なので なるべく見てくれる人が 新しい 活動 をするためのヒントになるような 記事の作成 を目指しますが、個人的な日記になることもしばしばかと存じます。どうぞお付き合いください。アトリエに関して何かありましたら 以下のボタンより お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ_ボタン_麻布アトリエ

麻布アトリエ 代表 より

代表 はWORLD HERIATGE ART(世界遺産アート)というブランドを作って活動をしています。世界遺産をモチーフとした絵を描いたり 旅をしてその風景を写真に納めて 作品を作っている作家です。世界遺産を描くようになったのは 29歳の時にトロント(カナダ)へ語学留学をしたことが大きなきっかけとなりました。世界には様々な文化の人々がいることを肌で感じ、その人たちが共通して大切にしている、自分たちの文化とその文化が作り出した人類の文明の美しさでした。松田は小さな頃から 世界遺産 が大好きでしたが、実際に自分の目で見て感じることで世界遺産の素晴らしさ、地球の美しさを 自分のできる能力、絵といいう技術を使って人々に伝達したいと考えるようになりました。それが世界遺産アートの始まりだったのです。

世界遺産アート ホームページ

絵 を描くことで、表現の喜びを体験し、豊かな 感受性 を磨くことができます

絵画の制作に「このようにしたらいい」という正解はありません。大人が見て「上手」か「下手」かの基準はありますが、子供達の絵画制作には そのような基準では 測ることのできない 成果や成長を見込むことができます。絵を制作することは自分の中にある感情を表に出す作業でもあります。絵画制作 に触れる機会は、右脳を動かし 想像力豊かな 幅広い 考え方のできる人を育てます。きちんと座って絵を制作することは 我慢強さも必要なので 優れた集中力を育てることにも繋がります。また、麻布アトリエのこども絵画教室では、制作の 「プロセス」 だけでなくひとつの作品の「完成」 を経験するということを 大切に考えています。幼少期からの絵画制作の経験は、こども達の 固定観念 にとらわれない 柔軟な「想像力」 と 内側の思いを人に伝えられる「表現力」 、そしてそれらを実際に動かしていく 「行動力」 を育てることに繋がると考えています。

麻布 アトリエ 松田 光一(まつだこういち)
公式ホームページ